はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしたか。本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを2つご紹介します。

号外ニュースになるんですけど、「世界初、民間人だけでISSへ、民間人だけで宇宙旅行へ！」について、述べたいと思います。

民間人だけでISSへ

まず、1つ目ですね、1月下旬にアクシアム・スペース（Axiom Space）社は、来年2022年1月にも米国,カナダ,イスラエルの民間人4人が同社の商用宇宙旅行で国際宇宙ステーション（ISS）に滞在すると発表しました。

民間宇宙飛行士のチームがISSに向かうのは世界初なんです。搭乗するアクシアム・スペース社の副社長は、元NASAの宇宙飛行士で宇宙での滞在経験が4回ありますが、残りの3人はいずれも投資家ですね。

費用は1人あたり5500万ドル（約58億円）でISSに8日間滞在する宇宙の旅です。大富豪にとっては、決してお高くない旅なんでしょう。

民間人だけで宇宙旅行へ

SpaceXの宇宙旅行

次に2つ目ですね、2月上旬にはスペースX社が、今年2021年10月～12月に民間人4人を乗せた宇宙船を打ち上げると発表。「インスピレーション４」と名付けられたミッションです。

民間人だけで宇宙旅行するのも世界初なんです。何とですね、4人分の座席を購入し、自分の他3人を招待する方がいらっしゃるんですよ。それは、決済サービス会社シフト・フォー・ペイメンツ創業者のジャレッド・アイザックマン氏です。

セント・ジュード小児研究病院への支援

世界的に有名なセント・ジュード小児研究病院の支援を募る目的もあるようです。すべて無料で最高のサービスを受けられる病院ですので、宇宙ビジネスを通して資金集めするのは、私にとって嬉しいことですね。

まとめ

今回、2つの世界初に貢献するのは、やっぱり、野口聡一宇宙飛行士も搭乗したスペースX社の新型宇宙船クルードラゴンです。

そろそろ、政府主導から民間主導へと変わる時期が来たのかな。

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