【しゅたいんの宇宙偉人列伝クイズ~Q&A⑥~】天文学者サイモン・ニューカム
こんにちは、しゅたいんです。
宇宙に興味関心を持っていただき、新たな宇宙文化を一緒に作りたいということで、今日は宇宙の偉人列伝クイズを始めたいと思います。
今回ご登場いただくのは、【天文学者サイモン・ニューカム】さんです!
人物紹介 天文学者サイモン・ニューカム
もしかしたら、あんまりご存じない方も多いかもしれませんね。
でもこの方がいなければ、いま私たちが「天文学」と呼んでいる学問は成立してなかったかもしれないんです。
よく考えてみてください。いろいろな国の研究者が、それぞれのやり方で星を観察して、データを蓄積していきますよね。そのデータが、いろいろな角度から、大量に集めれば集まるほど、宇宙の本当の姿が明らかになってきます。第2回でご登場いただいたティコ・ブラーエさんを思い出してください。
でも、もしそのデータが使っている単位が違ったらどうなるでしょうか?
天文学では、それこそ「天文学的な」という表現があるように、ゼロが何個続くかわからないような巨大な数がバンバン登場しますよね。その単位が国ごとに異なっているなんて、もう収拾がつきません。
そこに現れたのが、今回の主役であるサイモン・ニューカムさん。それはもう膨大な計算を行って、見事今までばらばらだった天文定数の統一をやり遂げて見せました。
さて、そんなサイモン・ニューカムさんは、いったいどんな教育を受けてきたのか? 気になりますよね。
問題
それでは、今回の質問。じゃじゃん。
〇〇に入る言葉について、ABCから正解を選んでみてください。
B 知り合いの家庭教師
C 優しい母親
みなさん、わかりました?
正解は…
解説
一番怪しげな選択肢ですよね。文字通り、薬草を調合するお仕事をしている方だったそうです。
まあ、ニューカムさんは「こんなオカルトみたいな怪しい研究は嫌だ!」と言って途中で飛び出してしまうのですが。
でもやはり、この時に受けた影響のせいか、晩年のニューカムさんは、「アメリカ心霊現象研究協会」の初代会長を務めているんですよね。
この時も、「オカルトなんか信じるもんか!」って態度だったそうですけど、心霊現象研究協会の会長になるくらいだから、やっぱり本音レベルでは興味はあったのかもしれませんね。
関連情報
Bの家庭教師、Cの優しい母親
Bの家庭教師、Cの優しい母親と言って思いだすのは、偉大な発明家トーマス・エジソンですよね。
発想がラディカルすぎて小学校から追放されたエジソンを育て上げたのは、息子の個性に期待を寄せ続けた優しいお母さんでした。やっぱり教育は奥が深いですね。
関心の幅広さ
でもニューカムさんやエジソンのように、通常の学校教育を受けずに独学型で勉強した人の強みは、関心の幅広さにあるようですね。
実際、ニューカムさんはなんと経済学についての独創的な研究も行っていて、あの有名な経済学者ジョン・メナード・ケインズすらも唸らせたそうです!
この方の法律ノートの隅っこにびっしり書き詰められた数式を見ると、鬼気迫るものを感じます。アマチュアがプロに負けない、いやそれ以上の発見を成し遂げるために必要なもの、それは、根気と忍耐と情熱につきるのかもしれませんね!
まとめ
やっぱり、ニューカムさんは全体的に数字に強かったみたいですね。
それではこんなところでみなさん、バイバイ。またね。チャンネル登録お願いします。
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