【しゅたいんの宇宙偉人列伝クイズ~Q&A④~】天文学者エドモンド・ハレー

こんにちは、しゅたいんです。

宇宙に興味関心を持っていただき、新たな宇宙文化を一緒に作りたいということで、今日は宇宙の偉人列伝クイズを始めたいと思います。

今回ご登場いただくのは、天文学者エドモンド・ハレーさんです!

 

人物紹介 天文学者エドモンド・ハレー

ハレー彗星って聞いたことありますか? この「彗星」って、ぱっと見ただの流れ星と区別がつかないんですよね。

ハレーさんは、この「彗星」が実は長―い周期で太陽の周りを動いていることを発見して、見事「次に出現する年」を正確に言い当てたんです。

でも実はハレーさん、これだけありません。私たちの日常生活にかかわる巨大な貢献をたくさんなされてます。

問題

それでは、今回の質問。じゃじゃん。

「ハレー彗星の発見で有名な天文学者エドモンド・ハレーは、実は〇〇の生みの親だった!?」

〇〇に入る言葉について、ABCから正解を選んでみてください。

A 王立協会
B 生命保険 
C アイザック・ニュートン

みなさん、わかりました?

正解は…

 

 

 

 

正解は、B 生命保険です。

 

 

解説

少子高齢化が進む中、ますます大事になってきている生命保険。これって結構高度な数学使ってるって知ってましたか?

昔は、生命保険といっても、何歳から加盟しても掛け金が同じだったんです。寿命が近いおじいちゃんも、まだ元気はつらつのお兄ちゃんが同じ扱いを受けていたんです。これだと、生命保険の意味があんまりないですよね。

そこでハレーさんが発明したのが、生命表。年齢層に合わせた死亡リスクを一覧表にして、これを生命保険の基礎に据えたんです。いや、本当に幅広いご活躍ですよね!

関連情報

A 王立協会

ハレーさんが所属していた、当時の世界最先端の科学研究所です。ハレーさんは、「フックの法則」で有名なロバート・フックや建築家クリストファー・レンと一緒に、王立協会の若き三傑の一人でした。

C アイザック・ニュートン

アイザック・ニュートンも、13歳年上ですがこの王立協会のメンバーの一人。実は、このハレーさんとニュートンは、大親友だったんです。

二人の出会いは、1684年。ハレーさんがまだ28歳だった頃の話です。当時、「なぜ惑星は太陽の周りをまわるのか」という問題に関して王立協会で議論が起こり、ハレーさんやフックさんがライバルとしてお互いの意見を主張しあっていたんですね。

ところがある日ハレーさんはアイザック・ニュートンというヤバイ先輩科学者の噂を耳にして、その元を訪れるんです。

そこでニュートンさんがなんて言ったかというと。「ああ、その問題ならこの前といたことがあるよ。でもちょっと計算ミスがあったっぽくて、めんどくさいから発表してないや」ハレーさんはその研究メモを見てびっくり仰天。

根本的な問題はすべて解決されていて、そこに記されていたアイデアが「万有引力」だったんです!

で、これはもう全世界に発表するべきだ!ということでハレーさんがニュートンを説得して出版にこぎつけたのが、近代科学の究極のオリジンである名著「プリンキピア」。

この本、ハレーさんがいなかったら今もニュートンの研究室のどこかに埋もれてたのかもしれないと思うと、歴史の神秘に心打たれますね。

それではこんなところでみなさん、バイバイ。またね。チャンネル登録お願いします。

    

Stein’s Diary

しゅたいんの個人ブログです。

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