【おすすめ宇宙映画⑩】インターステラー(YouTube)

Space Biz編集長の太田です。【おすすめ宇宙映画】のコーナーは、編集長の独断と偏見で宇宙映画を紹介し、星の格付けをするものです。
第十回目に紹介するのは、「インターステラー」です。

作品紹介

この映画は2014年に製作されたのですが、クリストファー・ノーラン監督は、製作にあたって「2001年宇宙の旅」を最も意識したようです。相対性理論や量子力学など物理学に馴染みのない方が、1度見て理解することは、ほぼ不可能かと思います。事前に映画の解説などを読んでから、鑑賞した方が理解が深まりそうです。

なぜなら、2017年にノーベル物理学賞を受賞している理論物理学者のキップ・ソーンが科学的な監修をしておりますので、難解な映画になりますよね。広大無辺な宇宙を感じさせてくれる映画でありながら、家族愛なども描いている場面はほっとしますよ。私の方でも、とにかく分かりやすくを心掛けます。

 

あらすじ

あらすじを簡潔にお伝えすると、近未来の地球は、人類の滅亡が危惧されます。NASAでエンジニアとして働いていたクーパーは、娘マーフらと暮らし、農業に携わります。

ある日、娘マーフの部屋で本棚から本が勝手に落ちたりする異変を重力波の暗号だと考えます。暗号発信元では、NASAで共に仕事をしていたブランド教授と再会し、NASAの人類生存をかけたラザロ計画に誘われます。

ラザロ計画には、プランAは宇宙ステーションを建設し全人類移住、プランBは別の惑星で受精卵を人工培養するといった2つのプランがあります。クーパーが宇宙に旅立つ時には、プランAは方程式が解明出来ていなかったのです。

クーパーら宇宙飛行士が訪れた惑星は、ミラー宇宙飛行士の水の惑星,マン博士の氷の惑星と人類の移住可能な地ではなかったんです。宇宙船の損傷から地球への帰還が絶望する中、クーパーはブラックホールを利用し、五次元空間に移動します。

そこで、プランAの方程式を解読する手がかりをつかみ、ブラント教授の研究を継いだ娘マーフにモールス信号で送るのです。娘マーフの幼少時のポルターガイスト的な現象は、未来のクーパーが起こしていたんですね。娘マーフはプランAを実現し、晩年父クーパーと再会を果たすといった映画です。

 

星の格付け

最後に星の格付けですが、星4つ(☆☆☆☆)です。とても難解ですべてを理解するのは困難なので、もう少し一般大衆向けであれば星5つとなりました。
以上、編集長の独断と偏見でした。チャンネル登録お願いします。

 

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