【宇宙ビジネス超入門~号外ニュース⑮~】沖縄県下地島空港から宇宙旅行へ!
宇宙ビジネスの注目ニュースをお届けします。
Space Biz編集長の太田です。宇宙ビジネス超入門者向けに世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを簡潔にお伝えします。今回は号外ニュースとして、「沖縄県下地島空港から宇宙旅行へ!」について述べたいと思います。
沖縄県が2017年に公募した下地島空港及び周辺用地の利活用事業提案に対し、PDエアロスペース株式会社は下地島宇宙港事業を提案し、県と基本合意しました。下地島空港は、長さ3千mの滑走路、高度な航空管制機能が備わっていることに加え、南北に訓練空域を保有、東アジアを中心としたグローバルな客層への地理的優位性を有するなど、宇宙港の適地として高いポテンシャルを有しています。
「宇宙に行ける島、下地島」をコンセプトに、PDエアロスペース株式会社は、宇宙飛行機の飛行試験をはじめ、宇宙機用格納庫を用いたテナント事業,宇宙旅行に対応する訓練事業,観光事業を展開していく計画です。早ければ2020年12月にも無人機での飛行試験に着手し、下地島空港から2025年に年間100人,2030年に年間1000人の宇宙旅行者を目指すようです。有人宇宙旅行の拠点としてはアジア初となります。
尚、宇宙旅行は飛行時間約90分で無重力体験も5分程あり、料金は1人1500万前後を想定しているようです。中国などのアジアの富裕層をターゲットにしているのが分かりますね。ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。
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