【おすすめ宇宙映画⑦】宇宙兄弟(田中キャスター Version)※ネタバレ※

スペースビズキャスターの田中愛梨です!
今回は、1年ほど前に一度見たことのあった【宇宙兄弟】の映画を改めてもう一度観てみました!

ということで感想を話していけたらと思うのですが、

スペースビズキャスターとして、
宇宙ビジネス超入門に関わらせていただいてから約半年ほどが経ち、
宇宙兄弟の漫画を全て読んだうえで観る映画は
1度目とはまた違った見方ができ同じ映画なのにこんなにも感じ方が違うのかを思うと不思議な気持ちになりました。

2時間にぎゅーっと詰め込まれてるムッタとヒビトの物語には様々なドラマがあり、
お互いがお互いを刺激し、時にはライバル!時には1番の理解者である2人の絆はとても深いんだなと感じるばかり。

小さい頃から兄は常に弟の先を行かなければならないと
ムッタはそう思っていたし、ヒビトはそんな兄の背中を追いかけてきた。
それがいろんなところで描写されていました。

ひと足先に、月へ向かうことが決まってるヒビト。
そして会社をクビになり、、路頭に迷い始めているムッタに届くJAXAから書類審査通過の通知!!
そこから物語の展開が始まっていましたが、さすが兄弟!って思うことばかりでムッタの宇宙へのきっかけを作ったのは、
むっちゃんもすぐ行くんだろー?そう言葉をかけてきた、
1週間後に月へ行く弟ヒビトだったんですよね!
本当にムッタのことをよくわかっている素敵な関係です。
できる弟ですね。笑

一次審査で789名から
書類筆記審査通過で二時審査に行けるのが45名へと絞られる。
セリカやケンジとの出会いはここから始まって。

三次審査へ進めるのかどうなのかドキドキワクワクでしたが、それも通過!
そして完全閉鎖空間での試験に挑むムッタ。

ここまでは思っていたより順調だったのですが、、
他人と時間を共にすることによって
メンバーのストレス値も上がっていく中、
グリーンカードの存在により簡単に亀裂が入る。
試験の中で敢えてやっていることだと分かっていても
観ていてハラハラしてしまうし
どうなっちゃうのー!って思う瞬間があったり
その空間にいるような、そんな感覚になりました。

メンバー皆の人間性や考え、
性格の違いを感じる中でムッタの人間の大きさは
やっぱりここでも発揮されていて。
良い部分がたくさん生かされてるなーって思って。
こーゆータイミングだからこそ細かい人間ドラマが見えますよね。
映画だからこそ感じられたことでした!

月ではダミアンとヒビトがトラブルに巻き込まれ
消息不明になり捜索が始められ、
死がよぎる。現実と向き合うような状態でも、
ヒビトはヒビトの限界を月で。
ムッタはムッタの限界を地球で。
自分の限界にチャレンジしているようだった。
そして、その事実を知らされても試験を続行した
ムッタの考えには深みがあって驚いた。

ヒビトを思い、ムッタが発した
死ぬなーー!というメッセージには
様々な思いが詰め込まれてる気がして。

ヒビトが地球に生還している絵、
そしてムッタが宇宙飛行士となり
ヒビトと2人で歩いてる絵を見れて
安心したと共に嬉しい気持ちでいっぱいになりました!

漫画では描かれているところも映画では観れなかったりと、
それぞれの良さがあるので
皆さんにも堪能してもらいたいなーと思いました!

やっぱり!映画を見て、漫画を読み切って
もう一度映画を見るのが1番いい気がする!!!

宙に浮くお前、地に足つけて歩く俺なんて、
ムッタは言っていたけれど、
昔から約束していた、
ヒビトと一緒に宇宙に行くこと。
その夢をちゃんと達成できた南波兄弟は素敵ですね!

■Space Biz TV(YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/channel/UCN2w7IwpjTtKe4VK9VwbmFQ/featured