【おすすめ宇宙映画⑦】「宇宙兄弟」(YouTube)
Space Biz編集長の独断によるおすすめ宇宙映画のレビューです。ややネタバレありです。
今回は「宇宙兄弟」の感想をお届けします。映画を見るきっかけにしてください。
作品紹介
Space Biz編集長の太田です。【おすすめ宇宙映画】のコーナーは、編集長の独断と偏見で宇宙映画を紹介し、星の格付けをするものです。
第七回目に紹介するのは、「宇宙兄弟」です。この映画は2012年に製作され、漫画「宇宙兄弟」を原作とした実写映画となります。漫画の方は、2020年3月現在で既刊37巻累計2400万部を超える大ヒット作品です。夢を思い出した兄六太がJAXAの宇宙飛行士試験に挑戦することと夢を追い続けた弟日々人の日本人宇宙飛行士初の月面着陸を中心に描かれています
映画を見た感想としては、先日、米国が主導する月探査計画(アルテミス計画)で、協力に関する日米共同宣言があったのですが、そこに日本人宇宙飛行士の活動機会なども明記されているんです。映画のように2025年は難しいと思いますが、日本人宇宙飛行士初の月面着陸が現実を帯びてきたと言えますね。
あらすじ
あらすじを簡潔にお伝えすると、天然パーマの兄六太とツンツンヘアーの弟日々人は、幼い頃より宇宙に魅了され、UFOを目撃して2人で一緒に宇宙に行こうと約束を交わします。19年後の2025年に、弟日々人は宇宙飛行士になっており、兄六太は自動車会社のサラリーマンになっていましたが、トラブルで解雇。そんな兄六太にJAXAから宇宙飛行士試験の書類審査合格通知が届きます。弟日々人が勝手に書類を提出していたんですね。月に出発する弟日々人を見送ると兄六太の厳しいJAXAの宇宙飛行士試験が始まります。700人以上いた志願者は、適性検査,体力テスト,面接試験などで数十人まで絞り込まれます。最終試験に残った6人の中に兄六太もいて、国際宇宙ステーション(ISS)と同じ作りになっている施設で10日間過ごし、様々な課題が与えられます。弟日々人が月で事故し危機的状況になったり、チームでの模型作りと破壊等で険悪なムードになることもありましたが、兄六太はじめ候補生達は乗り越え、試験終了です。数年後、兄六太と弟日々人は、兄弟で月面に日本の旗を立てて終わるといった内容です。何と1969年にアポロ11号乗組員として、星条旗を立てた伝説の飛行士バズ・オルドリン氏も特別出演しているんですね。
星の格付け
最後に星の格付けですが、星4つ(☆☆☆☆)です。星3つか4つかで悩んだのですが、子供から大人まで幅広い層で楽しめるのは良いですね。日本映画ですし。以上、編集長の独断と偏見でした。チャンネル登録お願いします。
■Space Biz TV(YouTubeチャンネル)
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