【宇宙ビジネス超入門~Q&A⑮~】有人火星探査って実現可能?(YouTube)

宇宙ビジネスのきほんの「き」から手軽に学べるQ&Aコーナーです。
初心者の方や単純に宇宙に興味がある方に分かりやすく宇宙ビジネスをお伝えします。

田中愛梨キャスター
「Space Bizキャスターの田中愛梨です。宇宙ビジネス超入門、太田編集長宜しくお願いします。今回、私から『有人火星探査って実現可能?』という質問です。スペースX社のイーロン・マスクさんらが火星移住なんかのお話をしているかと思いますが、まだ、有人火星探査も実施されていないんですよね。」

太田裕二編集長
「はい、そうです。NASAの見解は、2024年までの有人月面探査が実現した場合には2035年までに有人火星探査は実施される見通しとのことです。月面着陸のアルテミス計画や月を回るゲートウェイが順調に進んだ場合のことですね。スペースX社も2024年に有人ロケットを打ち上げて火星探査を計画しています。ただ、課題は多いと思います。」

田中愛梨キャスター
「えー、順調じゃないんですか。でも、人類はまだ火星に降り立っていないので仕方ないのですかね。どういった課題があるのですか。」

太田裕二編集長
「人類初のことですので、そもそも計画通りに進むかどうか分からないという問題があります。5年とか10年延びても全然不思議じゃないですよね。また、火星に探査を含めて往復するだけでも、2年~3年程かかると言われておりますので、そこに補給面や有害な宇宙放射線などの健康面の問題も出て来てしまいます。」

田中愛梨キャスター
「なるほど。まずは有人火星探査の前に無人でしっかりと調査したいですね。でも、宇宙船などの科学技術だけの問題ではなくて、宇宙空間の中での健康維持みたいなものも大切なのが良く分かりました。ありがとうございます。皆さん、今回の質問はどうでしたか。また、次回もお楽しみに。」

■Space Bizキャスター 田中 愛梨(オスカープロモーション)
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