【おすすめ宇宙映画⑤】スペース カウボーイ(YouTube)
Space Biz編集長の独断によるおすすめ宇宙映画のレビューです。ややネタバレありです。
今回は「スペース カウボーイ」の感想をお届けします。映画を見るきっかけにしてください。
作品紹介
Space Biz編集長の太田です。【おすすめ宇宙映画】のコーナーは、編集長の独断と偏見で宇宙映画を紹介し、星の格付けをするものです。
第5回目に紹介するのは、「スペース カウボーイ」です。この映画は2000年に製作され、4人の元優秀なパイロットチームが40年の屈辱を晴らすスペースアドベンチャー映画です。クリント・イーストウッド氏が製作・監督・主演を兼ね、トミー・リー・ジョーンズなど豪華俳優陣が共演となっています。
編集長の感想
映画を見た後の感想としては、米国の宇宙飛行士ジョン・グレン氏が頭をよぎりました。米国初有人宇宙飛行のマーキュリー計画では1962年に、そして1998年にも当時最年長の77歳で、スペース・シャトルのディスカバリー号に乗っている方なんです。宇宙飛行士の方も、高齢者の方が活躍出来る時代に入ったのかもしれませんね。
あらすじ
あらすじを簡潔にお伝えすると、1958年米国空軍の4人組チーム・ダイダロスは米国初の宇宙飛行士になるべく訓練をしていましたが、NASAが発足されることにより任務終了。彼らの代わりに宇宙に行くことになったのは、何とチンパンジーであり、深い挫折感を味わいます。
時は40年程経ち、元チーム・ダイダロスのフランクのもとに、NASAから古くなった通信衛星アイコンの修理依頼がありました。設計者だったフランクは、修理を引き受ける条件としてチーム・ダイダロスの宇宙行きを約束させます。曲芸パイロット,ジェットコースター技師,牧師と職業も様々だった彼らとNASAで老体に鞭打ち、訓練を重ね、宇宙に飛び立ちます。通信衛星アイコンの修理に取り掛かると6基の核ミサイルを搭載した軍事衛星であることが分かりました。ホークは身を犠牲にして、軍事衛星に乗り込み、安全圏で自爆させてから月に行くと提案。他の方法が見つからないので、フランクら3人は苦渋の選択をし、地球に帰還するといった内容です。
最後のシーンがとても感動的で、自宅に戻ったフランクは妻と共に満月を見上げ、ホークは月面に横たわりヘルメットには美しい地球が映し出されています。フランク・シナトラの「Fly Me to the Moon」の歌声が感動シーンをさらに盛り上げ、心に沁みいりますね。
星の格付け
最後に星の格付けですが、星4つ(☆☆☆☆)です。ユーモア満載でクスッと笑ってしまうことが多く、シニアにも勇気を与える映画です。
以上、編集長の独断と偏見でした。チャンネル登録お願いします。
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■Space Biz TV(YouTubeチャンネル)
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