【おすすめ宇宙映画④】「ミッション・トゥ・マーズ」(YouTube)
Space Biz編集長の独断によるおすすめ宇宙映画のレビューです。ややネタバレありです。
今回は「ミッション・トゥ・マーズ」の感想をお届けします。映画を見るきっかけにしてください。
Space Biz編集長の太田です。【おすすめ宇宙映画】のコーナーは、編集長の独断と偏見で宇宙映画を紹介し、星の格付けをするものです。
第4回目に紹介するのは、「ミッション・トゥ・マーズ」です。この映画は、2000年に製作され、火星を舞台に火星にいた知的生命体と人類の遭遇を描いた神秘的なものです。監督は「ミッション:インポッシブル」などで知られるブライアン・デ・パルマ氏です。
映画を見た後の感想としては、有人火星探査が現実味を帯びてきているので、未来を見通しているような映画だと感じました。2020年を描いている映画なのですが、NASAの見解では、2035年までに有人火星探査は実施される見通しとのことですので、これからは有人火星探査が人類の一つの目標になりそうですね。
あらすじを簡潔にお伝えすると、2020年にNASAはマーズ1号で有人火星飛行を成功させますが、探査中に巨大な竜巻に襲われ、ルーク以外の乗組員3人は亡くなってしまいます。
ルークを救出することと事故の原因究明のため、マーズ2号は火星に飛び立ちます。着陸前のトラブルで、船長のウッディを亡くしてしまいますが、副船長ジムら3人は無事着陸し、ルークとの再会を果たします。
ルークは独自に調査を進めており、竜巻に襲われた場所には巨大な人面岩があり、そこから電波が発信していることを突き止めました。電波信号を分析してDNA羅列の欠けているものを完成させると、巨大な人面岩が開きます。
中は真っ白な空間で、火星人とも遭遇します。火星はもともと緑豊かで生命体が住める場所でしたが、隕石が衝突してから、火星人は宇宙に散らばり地球にも飛来しました。地球の生命の源も火星にあったという事実を知るといった内容です。
私が一番心打たれたのは、船長のウッディが妻を助けるために説得しながら宇宙服のヘルメットを脱いで自殺してしまうところです。私は人間愛に弱いんですよね。
宇宙ステーション内の無重力空間での歩行やダンスレッスンなどのシーンはNASAの全面協力やハリウッド最高峰の特殊撮影技術によるものです。
最後に星の格付けですが、星3つ(☆☆☆)です。星3つか4つか悩んだのですが、最後の火星人との遭遇ではもう一工夫欲しかったですね。以上、編集長の独断と偏見でした。
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