【おすすめ宇宙映画①】「2001年宇宙の旅」(YouTube)
おすすめ宇宙映画のコーナー。編集長の独断と偏見で宇宙映画の感想をお届けします。
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Space Biz編集長の太田です。
【おすすめ宇宙映画】のコーナーは、編集長の独断と偏見で宇宙映画を紹介し、星の格付けをするものです。
第一回目に紹介するのは、やはり「2001年宇宙の旅」です。未だ全てのSF映画の最高峰だとも言われております。
製作が1968年ですので、スター・ウォーズよりも10年程古く、50年以上も前の作品となります。監督はスタンリー・キューブリック、脚本は著者のアーサー・C・クラークも一緒に手掛けています。
映画を見た後の感想としては、はっきり言って、良く分からない、全てを理解することは難しいのかなと感じました。映画を見る前か後で、原作をちゃんと読んでおくと映画が分かりやすく整理されるのではないかと思いました。
一番驚いたことは、映画をスタートしても、音楽だけ流れ画面は真っ黒。これは不良品だなと思いながら、数分程見ていると、ようやく初めて映像が出て来ました。まさに50年の重みのある映画ですね。
あらすじを簡潔にお伝えすると、遠い昔、謎の黒い石碑モノリスに触れた類人猿が知恵に目覚め、人間へと進化し宇宙船まで開発。
その後、人類の宇宙時代となり、月でもモノリスを発見・調査中に、モノリスは木星に信号を発する。モノリスの謎を究明するために、ボーマン船長率いるアメリカの宇宙船ディスカバリーは、人工知能HAL9000を乗せて木星探査に向かいます。途中人工知能の反乱もありましたが、結局、電源をOFFにして解決。
唯一の生存者ボーマン船長は、木星の軌道上で幻想的な空間である光のスターゲイトに引き込まれてしまいます。目を覚ますと、白い部屋の中で徐々に年老いていくボーマン船長。ベッドに横たわったボーマン船長の足元に再びモノリスが現れ、光に包まれたスターチャイルドに転生する。といった内容です。おそらく、ですけど。
CG技術がない時代に、よくぞこれだけきれいな映像を撮ったものだと感心してしまいます。現在、AIの時代になってきておりますが、人間がAIに使われる危険性を50年以上前に警鐘しているのはすごいですね。
最後に星の格付けですが、星3つ(☆☆☆)です。50年以上前の映画として評価すると星5つ、ただ今見るとやはり古いのと、分かりにくい点が減点となってしまいました。編集長の独断と偏見ですので、お許しください。