【2024年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳9月の月間優秀賞~】

対談動画

編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長のゆーです。対談の相手は、お馴染みのいっしーです。宜しくお願いします。」

いっしー「いっしーです。宜しくお願いします。」

編集長「今回は、2024年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳9月の月間優秀賞~になります。最近、『宇宙エンタメビジネス研究会』で宇宙人とUFOについて考えているけど、日本人にニーズはあると思う?」

いっしー「はい。そうですね、日本はまだ掘られてないだけで、掘り出しがいのある、いろんなスポットがあるんじゃないかなと思ってますね。UFO研究とかだとアメリカですとか。最近ではフランスが盛んなんですよね。意外に日本でも目撃事例は表に出てないだけで、いろいろありますし。ミステリースポットみたいなものもあったりするので、ブームになれば。」

編集長「確かにそうだね。まだ、一部のマニアックな人の世界では凄い話題だけど。もうちょっと、浮き彫りになってくるとね。求めてるものはあるかもしれないね。」

いっしー「月間ムーだけじゃなくて、いろんなメディアが。」

編集長「そうだね。もう少しアカデミックというかね。そういうのもあり得るよね。」

いっしー「もう少しジャーナリスティックに。」

編集長「ここをちょっとやっていきたいですね。そんな中で『宇宙エンタメビジネス研究会』を立ち上げて、少しずつ研究していきたいと思いますので、皆さん宜しくお願いします。」

いっしー「宜しくお願いします。」

編集長「応募総数の方はですね、今月は約300弱になります。ほんとに毎月感心するのは宇宙川柳ならではの造語ってあるよね。」

いっしー「はいはい。今まで結構たまったんじゃないですかね。」

編集長「どこかで造語特集みたいなものやっても面白いかも。」

いっしー「本に出来そうな感じですね。」

編集長「では、今月も月間優秀賞候補を3つ紹介したいと思います。宇宙川柳評論家のいっしー、今月も一言コメントお願いします。」

いっしー「はい、お願いします。」

編集長「1つ目の宇宙川柳は『COP割れ 真っ赤に染まる 青い星』(佐々木 恭司様)です。」

いっしー「『コップが割れる』と『COP(気候変動枠組条約)が割れる』をうまく組み合わせた一句。環境対策はしっかりとしていきつつ、宇宙へのロマンは追っていきたいものです。」

編集長「実際、気候変動で世界の海の色が変わったという現実とか、仮説があるみたいだね。」

いっしー「なるほど。宇宙から見ると、分かるんですね。実際に変化が起きてしまっているのが。」

編集長「2つ目の宇宙川柳は『月へ飛ぶ 貯金も飛んで 意識飛ぶ』(飯田 哲也様)です。これは面白いね。」

いっしー「飛ぶの三連続で畳み掛ける構成が非常に面白く、最後に『意識が飛んでしまう』のもユーモラスですね。飛ぶ、という言葉の多義性を十分に生かした一句です。月に行っても意識が飛ばないくらいの貯金をするべく、今からコツコツ頑張りましょう。」

編集長「宇宙は全て予想外のことが起きるということでしょうか。」

いっしー「事前に何か準備しても、それが通用しないんですよね。」

編集長「意識が飛んでしまうと、折角の宇宙旅行も覚えてないかも。」

いっしー「夢とそんなに変わらなくなってしまいますね。」

編集長「3つ目の宇宙川柳は『月探査 増えてオーバー 宙リズム』(松木園 紗絵様)です。」

いっしー「観光客が増え過ぎて観光地が疲弊してしまう『オーバーツーリズム』現象を、宇宙版で展開した『オーバー宙リズム』。造語力に拍手を送ります。月への観光客が増えると、流行語大賞になりそうな予感がします。」

編集長「100年後の流行語大賞かもしれません。イメージが膨らむ造語っていいですね。」

いっしー「一言で表すことで、未来がグッと近づくので。」

編集長「今回も迷いましたけど、審査員で協議した結果、宇宙川柳9月の月間優秀賞は3つ目の『月探査 増えてオーバー 宙リズム』(松木園 紗絵様)です。おめでとうございます。いっしーの方で最後に一言どうですか。」

いっしー「まさに、これから宇宙流行語大賞を毎年開催していきたい位の雰囲気を感じましたね。」

編集長「そこも企画しましょうかね。COPにしろ、オーバーツーリズムにしろ、我々も教養を身に付けておかないと、見逃してしまう宇宙川柳も出てきそうですね。」

いっしー「確かに。何を匂わせているかみたいな。ちゃんと感じ取るセンスが必要になるかなと思います。勉強になります。」

編集長「では、来月の月間優秀賞で、またお会いしましょう。またね。」

いっしー「またね。」