【2024年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳7月の月間優秀賞~】

対談動画

編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長のゆーです。対談の相手は、お馴染みのいっしーです。宜しくお願いします。」

いっしー「宜しくお願いします。」

編集長「今回は、2024年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳7月の月間優秀賞~になります。長い休みが取れる時期だけど、いっしーの方は思い出に残る出来事はあったかな。」

いっしー「そうですね。私オンラインで家庭教師をしているんですけど。九州で教えている教え子がいまして、今、小学生なんです。その子が、たまたま親の都合で東京に来て、短時間ですけど会うことが出来たんですよ。」

編集長「それはいい思い出だね。それから、はまっていることもあるって聞いたんだけど。」

いっしー「生成AIが凄く発達してきて、いろんな新商品出ているんですけど。その中で作曲AIみたいなものがあって。詩を書くのが好きなので、それをそのままインプットするだけで曲にしてくれるので、曲をたくさん作りました。」

編集長「宇宙川柳でも第一人者だし。映画評論家でもあるからね。どんな曲か聴いてみたいね。AIの可能性を感じます。」

いっしー「どんな世の中が来るか楽しみですね。」

編集長「応募総数の方はですね、今月は約300弱になります。今月も猛暑を吹き飛ばすように楽しくやりましょうか。」

いっしー「そうですね。」

編集長「では、今月も月間優秀賞候補を3つ紹介したいと思います。宇宙川柳評論家のいっしー、今月も一言コメントお願いします。」

いっしー「お願いします。」

編集長「1つ目の宇宙川柳は『引力を 遠心力に 変えた妻』(杉本 湘路様)です。」

いっしー「宇宙川柳で、もはや恒例?となった夫婦関係ネタですが、『引力』を『遠心力』に変えたという表現はとてもパンチが効いていました。質量が増えれば増えるほど引力は増えるはずなのに、なぜ遠心力に変わってしまったのか…。人間というのは宇宙とは違って、物理法則では記述出来ませんね。」

編集長「本来、似た者同士であれば引力は働くはずなんですが。価値観が変わってしまったんですかね。」

いっしー「お互いのN極とS極が変わってしまったんですかね。」

編集長「是非戻して欲しいですね。」

いっしー「宇宙の力で戻していただきたいです。」

編集長「2つ目の宇宙川柳は『エコロ爺 夢は宇宙で ゴミ拾い』(小長谷 友義様)です。」

いっしー「エコロジーをコミカルに、どことなくシニカルに読み上げた一句。宇宙ゴミは環境問題の中でも深刻な問題の1つですが、おじいさんが宇宙でゴミ拾いをするなんて、とってもパンクです。」

編集長「何か新しい切り口の宇宙川柳を感じさせますね。テーマも表現も目新しいですね。」

いっしー「最初のエコロ爺がキャッチーですね。」

編集長「そこから、環境問題とかに繋がっていくからね。」

いっしー「重層的にテーマが入っているような。新しいですね。」

編集長「3つ目の宇宙川柳は『超新星 呼ばれて入社 今は塵』(小長谷 友義様)です。」

いっしー「『超新星』と『塵』の鮮やかなコントラストが見事すぎます。そして、4月に期待されて入ってきた新人が、7月の今頃直面する厳しい試練を上手く描写していますね。宇宙の残酷な法則を耐え抜いたものだけが、成功を掴めます。」

編集長「超新星がスペースデブリか。落差が凄いね。」

いっしー「いやー、今回はギャグセンスのものが多かったですね。」

編集長「ただ、不調でも復活することはあるので、自己信頼して欲しいですね。」

いっしー「そうですね。流れ星みたいにもなれますから。」

編集長「今回も迷いましたけど、審査員で協議した結果、宇宙川柳7月の月間優秀賞は2つ目の『エコロ爺 夢は宇宙で ゴミ拾い』(小長谷 友義様)です。おめでとうございます。いっしーの方で最後に一言どうですか。」

いっしー「今回、新しい宇宙川柳が出て来たという感じで。最初のキャッチコピーの打ち出し方とか、その後の発想の繋げ方など。今後も斬新な宇宙川柳を期待したいですね。」

編集長「地球の課題は、もしかしたら、宇宙の課題にも繋がっているのかなと感じました。宇宙にある惑星は、やっぱり地球と密接な関係にあるんですかね。」

いっしー「宇宙で起きてることが他人事じゃなくて、地球とも関わっているんでしょうね。」

編集長「では、来月の月間優秀賞で、またお会いしましょう。またね。」

いっしー「またね。」