【2024年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳3月の月間優秀賞~】
対談動画
編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長のゆーです。対談の相手は、お馴染みのいっしーです。宜しくお願いします。」
いっしー「いっしーです。宜しくお願いします。」
編集長「今回は、2024年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳3月の月間優秀賞~になります。春と言えば、桜だけど、いっしーの方は桜の思い出って、何かある?」
いっしー「桜ってきれいですけど、散り終わった後に、毛虫が出て来ますよね
小さい頃、桜に近づくと毛虫が沢山いて驚いた思い出があります。」
編集長「子供だと思い出が強く残るかもしれないね。僕は卒業とか、入学っていうイメージだよね。」
いっしー「そうですね。季語に通じていますね。」
編集長「応募総数の方はですね、今月は約300超になります。毎年、春から応募が増える傾向にあるので、これから楽しみではありますね。では、今月も月間優秀賞候補を3つ紹介したいと思います。宇宙川柳評論家のいっしー、今月も一言コメントお願いします。」
いっしー「宜しくお願いします。」
編集長「1つ目の宇宙川柳は『見たいのは 裏金よりも 月の裏』(小出 慶愛様)です。」
いっしー「最近、紙面をもっぱら賑わせている裏金問題と、月の『裏』をかけてくるとは、秀逸ですね。月の裏に住んでいる宇宙人達の目から見たら、日本の政治家達の言動は不可解極まりないミステリーとして研究の対象になっているかもしれません。」
編集長「昨年、インドの探査機が月の裏側を撮影しましたけど、都市伝説があるんですよね。」
いっしー「確かに。でも、何もなかったら悲しいですけど。」
編集長「どうなんでしょうね。2つ目の宇宙川柳は『打ち上げは NASAより得意 千鳥足』(野島 清孝様)です。」
いっしー「ロケットの『打ち上げ』と仕事の『打ち上げ』をかける川柳は過去にもありましたが、この一句は最後の『千鳥足』でオチが明かされるストーリー展開で、パンチが効いているように感じました。会社には、打ち上げ専門要員も必要かもしれませんね。」
編集長「コロナウイルスが広まった後はコミュニケーション不足なので、こういった人材は重宝されますね。」
いっしー「Z世代とかが飲み会嫌いだったりしますので、少し寂しいですね。」
編集長「そうですね。3つ目の宇宙川柳は『うちゅう打ち スペース押して 宇宙なり』(いずくにか様)です。」
いっしー「こちらの一句には、『うちゅう』『スペース』『宇宙』と3つ、宇宙にあたる言葉が登場し、宇宙愛がぎっしり詰まっているように感じます。パソコン時代の言葉遊びと宇宙愛を絶妙に組み合わせた、面白い一句ですね。
編集長「宇宙三連発は初めてかな。アイデアが良いです。」
いっしー「初めてですね。うちゅう打ちの打ちまで入れると4回になります。」
編集長「そうだね。今回も迷いましたけど、審査員で協議した結果、宇宙川柳3月の月間優秀賞は2つ目の『打ち上げは NASAより得意 千鳥足』(野島 清孝様)です。おめでとうございます。いっしーの方で最後に一言どうですか。」
いっしー「やっぱり、この時期うららかな気分になって、千鳥足で帰ってくる日もあっていいじゃないでしょうか。」
編集長「ゴールデンウイークも近いしね。今回も面白かったですね。では、来月の月間優秀賞で、またお会いしましょう。またね。」
いっしー「またね。」