【宇宙ビジネス超入門~2024年号外ニュース②~】「日米両政府、日本人宇宙飛行士の月面着陸を盛り込む取決めに署名!」

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【宇宙ビジネス超入門~2024年号外ニュース②~】「日米両政府、日本人宇宙飛行士の月面着陸を盛り込む取決めに署名!」

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。

号外ニュースになりますが、本日は「日米両政府、日本人宇宙飛行士の月面着陸を盛り込む取決めに署名!」について述べますね。


©文部科学省

4月9日(日本時間10日)に米航空宇宙局(以下、NASA)本部にて、盛山正仁文部科学大臣およびビル・ネルソンNASA長官が日・米宇宙協力に関する枠組協定に基づき、有人与圧ローバによる月面探査の実施取決めに署名しました。

これにより、日本が有人与圧ローバを提供して運用を維持する一方で、NASAは将来のアルテミス・ミッションにおいて日本人宇宙飛行士による月面着陸の機会を2回提供することを規定しました。日本人宇宙飛行士の1人目は2028年以降、2人目は2032年以降に月面着陸することを目標としています。日本人の月面着陸が実現すれば、米国人以外では初めてとなります。

米国はアポロ計画の1969年から1972年の間に計12人の米国人宇宙飛行士を月面着陸させています。有人与圧ローバは、愛称であるルナ・クルーザーと呼ばれる有人月面探査車になります。宇宙航空研究開発機構(JAXA)とトヨタ自動車株式会社が中心となって開発を進めておりますが、月の南極付近で約1カ月の調査が出来るようです。車内では宇宙服を着る必要がない設計となっていますので、快適に過ごせそうです。

日本人宇宙飛行士初の月面着陸は、現在、宇宙飛行士候補者である諏訪理さんと米田あゆさんが有力候補だと思います。2024年11月に宇宙飛行士として正式に認定される予定となっています。

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